無職だと「後ろめたい」「どうしよう」と悩みます。
働く人が多い世の中、無職で後ろめたいと感じるのはよくあることで、悩む感情は悪いことではありません。
ただし、あなたの心に留めておいてほしいことがあります。
無職だからといって、決してダメな人間ではないということです。
この記事では「後ろめたい」と感じる理由と、「どうしよう」を乗り越える方法を紹介します。
無職で「後ろめたい」「どうしよう」と思う理由
まずは、あなたが無職で「後ろめたい」「どうしよう」と思う理由から紹介します。
自分の性格と照らし合わせながら読み進めてください。
真面目だから
あなたが無職で「後ろめたい」「どうしよう」と悩むのは、とても真面目だからです。
私たちは幼い頃から、大人になったら働くのが当たり前で、勤労の義務があると学んでいます。
学んだ記憶がなくても、自然と頭の中に「働くべき」と刻まれているのではないでしょうか。
そのため真面目なあなたは、働いていない現状がこれまで学んできたことと相反するので、辛くなるのです。
逆にあなたが働いていたとき、無職の人に対して嫌な感情を抱いたかもしれません。
これもやはり根本的に「働かなければならない」という意識があるからでしょう。
他人と比較しているから
「後ろめたい」「どうしよう」という感情は、他人との比較から生まれています。
「自分以外の他人は働いているのに自分は働いていない」と比較することで、他人の目が気になり悩むのです。
例えば無職でもいいという世の中で、周囲の皆が無職の人を認め優しく接してくれるとわかっていたら、後ろめたいとは思わないかもしれません。
あなたに「自分と他人を比較しなくてよい」と伝えたいですが、そうはいっても比較するものです。
しかし「他人と比較するから悩むんだ」と知るだけでも、あなたの心は幾分か楽になります。
現状を変えたいから
無職という現状を変えたいから「後ろめたい」「どうしよう」と思うこともあります。
現状を変えたい気持ちは、上で紹介したあなたが真面目であるのと、他人と比較することから生じています。
無職である現状を変える方法はいくらでもあります。
でも現状を変える前に、焦らず自分と向き合ってほしいです。
無職のあなたがやるべきこと
無職になった理由は人によってさまざまです。
職場の人間関係に悩んだり、業務形態が合わなかったり、あるいは夢を叶えたい人もいるでしょう。
だからこそ自分と向き合ってほしいです。
自分の心と体の状態に気づくことで、どのような生活をおくったらいいのか考えられるようになります。
そして、いずれはお金に困ったら何を選択するのかも考えられます。
「後ろめたい」「どうしよう」を解決するにはやりがいを見つける
ここまで、「後ろめたい」「どうしよう」と感じる理由と、あなた自身が自分と向き合ってほしいことを解説しました。
それでも、悩みを手っ取り早く解決したいと思うでしょう。
あなたの悩みをいち早く解決する方法は、やりがいを見つけることです。
人は人の中でしか生きられませんので、他人から認められることで生きがいを感じやすいです。
他人から認められる方法は、「感謝」と「報酬」があります。
他人から感謝されることをする
他人から感謝されると自分の存在意義を見出せるので、後ろめたい気持ちが軽減します。
地域のボランティアでも、家族と同居している人は家事でも、何でもいいです。
ただ報酬がないものは、感謝されないことがあります。
他人に期待せず、感謝されなくても「そんなもんなんだ」と思っておくと自分が楽に過ごせます。
ネットで報酬を得る
「人と直接関わるのは苦手」という人には、ネットで報酬を得る方法があります。
報酬を得る方法は怪しいものではなく、クラウドソーシングといって、発注する人と仕事をする人を繋ぐ安全なサービスです。
簡単なものだと、アンケートに答えたり、テレビの感想を入力したりするだけでお金がもらえます。
クラウドソーシングのサービスは「ココナラ」や「クラウドワークス」などがありますので、興味がある人は、サイトを覗いてみてください。
ハローワークに登録する
お住まいの地域のハローワークに登録するのも、ひとつの解決方法です。
ハローワークには地域の求人情報が記載されているので、あなたに合う求人が見つかるかもしれません。
働けば無職でなくなりますので、後ろめたいと感じることはなくなるでしょう。
ただし、後ろめたい気持ちを解決するためだけに、心と体に無理をしてまで働く必要はないことを心に留めておいてください。
無職で後ろめたいと思ってもいいけど考えすぎないこと
無職である現状に焦りを感じる気持ちはわかります。
しかしあなたが無職であるからといって、考えるすぎる必要はありません。
特にあなたと関わりのない他人は、あなたが無職でも困ることはないです。
日本全体でみても大半の人が働いているので、あなたが働かないと誰かが生活できなくなる、なんとことはないので大丈夫です。
もし困る人がいるとしたら、あなたと同じように真面目であったり、他人の目を気にしたりするからでしょう。
もっと楽に生きていいと、肩の力を抜きましょう。