株歴4年目。来年で5年目に突入し、ちょうどNISAが終わりを告げるハカドルです。
コロナバブルに乗れ、運よく、毎年利益を出しています。
これもそれも、自民党やアベノミクスのおかげ。
資産は400万円に達しました。
しかし、ここ一週間で20万円の含み損を出し、今日は日経平均が約670円下げるという暴落にあいました。
2022年12月21日。日銀砲が炸裂
今から7年前。安倍首相によって打ち出された三本の矢。
- 大胆な金融政策
- 機動的な財政政策
- 民間投資を喚起する成長戦略
アベノミクスは日銀の黒田さんと協力して、大胆な金融政策に踏み切りました。
ゼロ金利政策。
銀行株は上がらず、不動産価格は落ちず、日経平均株価は上がり続けました。
ところがどっこい!?
岸田首相こと我らがキッシーが大変なことをしでかしました。
7年間の大胆な金融政策は終わり、アベノミクスを根本から破壊しました。
日銀の金利を事実上の利上げに踏み切ったのです。
日銀砲のブッパです。日経平均が一時、800円安にまでなりました。私の資産は、一日で10万円吹き飛びました。
再来年から、新NISAを始める、というのに、日本の首相および財務省ならび日銀がやっていることは、株主への攻撃です。搾取です。株価を下げて、投資家の追証や退場を出しまくっています。自民党の支持率もぐんぐん下がり、こんな政権でいいのか? と疑問になります。安倍首相が生きていれば……と、悔やみます。
日銀の黒田さんは、まだまだ金融緩和を続けていく、と話していましたが、これは事実上の利上げです。みんな嘘つきです。騙されました。詐欺です。
日経平均はもう終わりです。総悲観です。総悲観は買い、なんて名言もありますが、新NISAまで株価をくちゃくちゃにしようとしているキッシーおよび財務省ならび日銀を相手にすると、個人投資家の資産が減り続けるでしょう。
では、我々はどうすればよかったのか。私の持論を書いていきます。
今後の投資戦略について書いていきます
投資家の我々が取るべきだった戦略 ①井村さんのイナゴ
①井村さんのイナゴ
元芸人で個人投資家の井村俊哉さんがいます。
井村さんは三井松島で、資産を9億円から30億円に増やした伝説の投資家です。
三井松島をイナゴした個人投資家も多いと思います。イナゴは全員勝っています。
※イナゴとは、有名人が買い推奨する株を短期間で何回も売買する個人投資家集団を指します
イナゴの意味は諸説ありますが、井村さんのイナゴ、と言えば、ネットに三井松島の情報が開示された次の日に、一斉に三井松島を買う個人投資家集団のことです。
すごい日で、一日10時間以上、株の勉強をする井村さんの買った株ならば絶対に上がると信じ、追従する猛者を井村さんのイナゴと言います。
三井松島は三倍になりました。ならば、井村さんのイナゴは、全員、三倍近い利幅を取っていたことになります。
そして、今回、日銀が利上げする前に、井村さんは、富山第一銀行の大株主になっていました。
天才投資家、井村俊哉さんの推奨するセクターは、地銀です。
日銀の黒田さんの満期で、別の人に代わり、金融緩和を縮小するとよんでいたのでしょうか。凄すぎます。
まさか、2022年12月20日の今日、日銀の黒田さんの事実上の利上げを発表するとは思いもよりませんでした。
もし、井村さんのイナゴになり、富山第一銀行の株を買っておけば、もしくは都道府県の地銀を分散して買っておけば、今日だけで10%儲かっていたことになります。
ハカドルは真理にたどり着きました。商社株を買ったウォーレン・バフェットと三井松島と富山第一銀行を買った井村さんについていけば必ず勝てます。
バフェット=井村さん、の図式が出来上がっています。井村さんは和製ウォーレン・バフェットです。一生、イナゴすることを決めました。
結論。今から銀行、保険セクターの株を買う。
投資家の我々が取るべきだった戦略 ②CPIやFOMCで手仕舞いするべきだった
②CPIやFOMCで手仕舞いするべきだった
銀行と保険が爆発的に上昇し、他のセクターが軒並みやられた日、2022年12月20日。
その前にビッグイベントが二つありました。
CPIとFOMCです。
年末年始は乱高下が激しいので、株を手仕舞いして、全部売って、現金化する人もいます。
実際、ハカドルが見ている株の生ライブのコメントで、二人ほど、株が上手な人が全部現金化していました。
もし、CPIやFOMC前に、全部株を売って現金化して入れば、日銀ショックもしくは岸田ショックにあわずに済みました。
12月は相当やばいです。株価がダダ下がりします。
もし、枕を高くしてぐっすり眠りたかったら、今からでも遅くないので、現金保有率を高めておく必要があるかもしれません。
結論。株を全部売る、もしくは、現金比率を高めておく。
投資家の我々が取るべきだった戦略 ③思考停止になる
③思考停止になる。
株はメンタルが命です。
焦っていれば身を滅ぼします。
迷ったら、何もするな! 私の持論です。
そもそもインデックス投資は、淡々とドルコスト平均法で積み立てるだけです。
長期投資や高配当株投資も、プランが悪化しない限り、ずっと持ち続けるのが吉です。
インデックス投資家、長期投資家、高配当株投資家、桐谷さんみたいな株主優待狙いの投資家は何もせず、放置が一番の戦略です。
何もせず、淡々と買い増してください。
もし、含み損がありすぎて寝れない、という人は、ポートフォリオにおけるリスクを取りすぎています。リバランスしてください。
自分のリスク許容度にみあったポートフォリオを組んでください。資産が半分になってもぐっすり眠れるくらいがちょうどいいです。
結論。放置する。何もしない。
大人はみんな嘘つき。オリックスに騙された話
ハカドルはオリックスとKDDIの株が大好きで、知人に、「何の株を買えばいい?」と聞かれたら、絶対に、「オリックスとKDDIを買うべき!」と話してきました。
父親も母親もオリックスの株を所有しています。当然、私も買いました。
今年、KDDIを4000円で買って、4300円で売りました。+3万円の利益です。
来年のNISA5年目は、KDDIを買って、ずっと放置しておく予定です。
今年はロシアとウクライナの戦争があってパニックになり、東海カーボン、ヒューリック、KDDIを売りましたが、来年はずっと保有します。
バイ&ホールドこそが最強の投資法です。
閑話休題。
大好きなオリックスですが、一つだけ許せないところがあります。株主優待の廃止です。
株主総会で、株主優待を継続しますか? と聞かれた際、継続する、と言ったらしいです。ところがどっこい。蓋を開けてみたら、株主優待は廃止になりました。悔しいです。たしかに業績が悪化すれば、優待の廃止や減配は免れられないでしょう。JTも優待の廃止&減配をしています。
ならば、株主優待を廃止した分、せめて増配してほしいです。
「株主優待を廃止した分、増配します」とオリックスの偉い人が言っています。
今度は嘘をつかないでください。よろしくお願いします。オリックスさん!
まとめ
大人はみんな嘘をつきます。かのニュートンも、「私は天体の動きは計算できるが、人々の狂った行動は計算できない」と言っています。
市場の関係者がみんな正直者ならば、数学者や経済学者は全員、大儲けできます。
しかし、粉飾決算やインサイダーなど、犯罪行為を犯す魑魅魍魎が溢れている株や政治の世界では、搾取する側と搾取される側に分かれます。
個人投資家は搾取される側です。
オリックスも日銀の黒田さんもキッシーも財務省もみんな嘘つきの天才です。
真面目にオリックス株を買い、日銀の利上げはまだまだ先と信じていた個人投資家は全員くわれました。南無。
我々、個人投資家にできることは、天才投資家のイナゴをするか、年末年始に手仕舞いするか、バイ&ホールドを継続するかのどれかです。その他の正解もあるかもしれませんが、私の知能では分かりませんでした。すみません。
今後、30歳ニートお役立ち情報では、株を中心に、稼げる記事を量産します。よろしくお願いします。