まえがき
派手な出費はしていないはずなのにあまり貯金が増えていない。
なぜだか月末はお金が心もとなくなる。
貯金しなきゃな、なんて思っていても何から手を付けるべきか分からないし
面倒な事や無理してストレス溜めたくないし、と思っている
独身男性の方も多い事でしょう。
そこで今回の記事では
独身男性がストレスを溜めずに実践できる節約のコツと方法について紹介します。
節約の目的を見つめよう
まず節約を始める前に「なんのために節約をするのか」「毎月いくら節約したいのか」を
ハッキリとさせておきましょう。
特に三日坊主で諦めてしまい、その反動で散財してしまっては
元も子もないので、まずは節約をする目的をしっかりと見つめることが大切です。
貯金が無くて不安だから、もっと趣味や大切なことにお金を使いたいから等
節約を始めるモチベーションは人それぞれですが
・あなたにとってなぜ節約をしたいのか
・毎月の支出から何円節約すればいいのか
という目的とゴール設定をハッキリしておかないと
どれだけ頑張れば良いのか分からず、すぐに諦めてしまうことにもなるので
まずは節約をする目的と目標額を設定しておきましょう。
節約の始め方とコツ
節約へのモチベーションを高めてやる気になったここからがポイントになります。
上手な節約とは何かを知り、支出の最適化をしていきましょう。
まず最初に上手な節約とは何かについて解説します。
上手な節約とは以下の3つの条件を満たす方法です。
【上手な節約3条件】
・大きな手間やストレスがないこと
・継続しやすいこと
・節約した効果が分かりやすいこと
また、思いつくことを片っ端からやってみるのも経験にはなりますが
残念ながら誰もがモチベーションや時間の余裕、体力があり余っているわけではありません。
なるべく手軽に実行できて効果的な方法を実践していくのが望ましいです。
次の章からはそんな上手な節約を実践していくための方法を10選にして
ご紹介していきます。
ストレスが貯まらない節約術10選
さて、ここからが大詰めです。
上手な節約とは何かをご説明したところで
本章で具体的にはどうしたら良いのかを解説していきます。
本章では節約を始める順序として3つのステップに分けています。
効果的な節約を目指すのであれば目に付いた方法だけを試すのではなくて
順番に順序良く進めていくことをオススメします。
【下準備】
節約方法①:支出を見える化
月末なぜかお金が無くなってしまう人は何よりも優先してこちらから始めるようにしましょう。
節約に関する有名な定説として「パーキンソンの第2法則」というものがあります。
これは「管理されていない支出は収入と同じ額まで膨らんでいく」というものですが、
逆を返すと支出を把握するだけで下手な支出が減らせるようになっていくということです。
まずは無駄遣いや節約できるポイントがどこにあるのかを把握できるようにしましょう。
最も簡単な支出の見える化の方法はアプリで集計を自動化することです。
今の時代、家計簿アプリを使えば銀行口座、クレジットカードやポイント支払い、
ネットショッピングとも連携ができて自動で支出を集計してくれるので、
毎月の収支バランスをいつでも簡単に確認できます。
リンク:https://moneyforward.com/
効率的な節約を行うためにはどこに無駄な支出があるかを把握することが最初の1歩になります。
また、節約の効果が分かるようにすることでモチベーションを維持しやすくなるので、
まずは支出の見直しから始めてみることをオススメします。
【固定費の見直し】
支出を見える化したら今度は固定費の見直しからやってみましょう。
固定費の見直しは一度やったら後は節約効果が持続されるので
実践する手間に対して節約効果が非常に良い方法です。
各項目は小さくても順番に実践していくことで全体では大きな節約になります。
節約方法②:保険費用の見直し
健康保険や車両の保険について見直しておくことで
ストレスなく節約することができます。
日本は福祉大国であり、社会保険の加入者であれば病気やケガで休業しても
4日目から給料の3分の2が休業補償として給付されるし、
医療費が必要になっても高額医療費制度を利用すれば貯蓄で何とか出来るケースが多いです。
また、自動車保険も中古車であれば車体への保険を見直すことも一案です。
本当に必要な保障内容は何かを見直すことで毎月の保険支出を減らしましょう。
節約方法③:通信費の見直し
スマホ料金は格安SIMを導入する。
また最新のブランド機器ではなく、コスパの良い機器を選択するだけで
毎月5,000円以上の節約になります。
固定ネット回線はいわゆる「光コラボレーション」への乗り換えや
スマホセット割を活用すれば毎月1,000円、年間で12,000円の節約になる場合があります。
節約方法④:電気・ガス料金の見直し
電力・ガスの自由化が認められるようになってからは
企業によって大幅に電気代を節約できる可能性があります。
相見積もりサービスで節約効果を確認してみましょう。
個人的には毎月1,000円以上の節約効果があれば検討の余地ありです。
リンク:https://enechange.jp/biz/input
節約方法⑤:定額サービス(サブスクリプション)費用の見直し
あまり使わないサービスをダラダラと支払っているのはもったいないです。
定額サービスの項目を洗い出し、他の無料サービスで代替可能であったり
1か月以上使用していないサービスは解約してしまいましょう。
特にテレビを全く見ていないのであれば受信設備をメルカリ等で売って
NHK契約を解約すれば年間15,000円程度節約できます。
【変動額の見直し】
固定費の見直しの他に日々の支出にも気を使いましょう。
毎日の支出は少なくとも年間で見れば大きな支出になる項目もあります。
無駄を見つけて節約していくようにしていきましょう。
節約方法⑥:コンビニや外食に頼らず自炊する
自炊は食費の節約に効果的です。
毎日のランチや仕事帰りのご飯をコンビニや外食に頼っている人は
節約としても健康的な面からもなるべく自炊に切り替えていきましょう。
節約方法⑦:無駄な飲み会に参加しない
社会人のよくあるイベントで先輩や上司に誘われる度に
行ってしまう人も多いとは思いますが毎度同じ愚痴話や雑談だけで盛り上がる飲み会は
適度に断る、または2次会は参加しない様にしておきましょう。
また、どうせ飲み会に行くのなら一緒に行く相手は良く吟味することで
飲み会に行った時の楽しめる度合いも増やす様にするとコスパが良いです。
節約方法⑧:水筒を持ち歩く
外出の際には水筒に水やお茶を入れて持っていくと節約になります。
出先でのどが渇いたから、寒いからと飲み物を自販機やコンビニで買っていては
小銭の出費がかさみ、年間では大きな支出になりかねません。
例えば毎日会社で150円の飲み物を午前と午後で1本ずつ飲むと
年間で約70,000円近く出費することになりますが
スーパーやドラッグストア等で買うお茶パックなら
1Lあたり20円~30円程度なので非常にお得です。
節約方法⑨:早寝早起きする
夜は遊んだりせず、早寝してしまうに限ります。
夜起きているということは明かりや冷暖房等の光熱費がかさみ、
夜食を取ってしまうことになれば食費も増えてしまいます。
早寝早起きをしてしまえば、自然と不要な支出が減り、体も健康になります。
節約方法⑩:移動費の節約
買い物やレジャー等の移動を自動車ではなく
自転車や徒歩に切り替えることで移動コストを節約できます。
レジャーや趣味を楽しむにも移動コストを考慮しながら
上手に楽しめる方法を考えることで金銭的な負担を減らすことができます。
あとがき
お金はあくまで選択肢、方法に過ぎないです。
当たり前ですがお金は欲しい物を手に入れる権利や誰かに何をやってもらう対価として
支払うものです。
つまり、お金そのものが幸せを生むわけではなく、
お金は何かと交換して初めて価値があるということです。
このことから考えると貯金があれば選択肢が増えていき、心の余裕も増えますが
やりたいことを全て我慢して原始的な生活をすれば良いという訳ではありません。
自由な時間や優越感、人との繋がり、自己満足など
私達を幸せな気持ちにさせてくれる要素は沢山ありますが
何が最も重要と捉えるかは人それぞれです。
だからこそ、節約をしたいと思う目的を持ち
自分が満足できる方法を継続していく必要があります。
いつの日か気付いたらお金が貯まっていたと言えるように、
出来ることを少しずつ続けていくことが長い目で大切だということを忘れずに頑張りましょう。